ゼロから Robot を設定するのに約5分かかります。このガイドでは各フィールドが何をするものかを順に説明します。 ## 始める前に - Yao Engine が起動中で、Yao Agents が接続済み - 少なくとも1つの AI モデルが設定済み(Settings → Models) - Robot に何をさせたいか分かっている——大まかなイメージでも十分 --- ## ステップ 1 — Mission Control を開いて Robot を追加 左のサイドバーから **Mission Control** を開きます。Robot の一覧が表示されます(初めての場合は空です)。 右上の **+ Add Task Agent** をクリックします。  --- ## ステップ 2 — Basic タブを記入 **Basic** タブでは Robot の基本情報と動作モードを設定します。  **Name(名前)** — 分かりやすい名前を付けます。リストやログに表示される名前です。例:「毎朝の市場まとめ」「週次レポート生成」「サポートメール仕分け」。 **Workspace(ワークスペース)** — Robot が動作するサンドボックス環境を選びます。各ワークスペースはファイルとコンテキストが独立しています。チャット Expert のファイルと分けたい場合は専用のワークスペースを使いましょう。 **Work mode(作業モード)** — 2つの選択肢: - **Autonomous** — スケジュールやイベントトリガーで自動実行、人手不要 - **On Demand** — 毎回あなたが手動で起動する。開始タイミングを制御したい作業に向いています **Reports to(レポート先)** — Robot の出力結果を誰が受け取るかを指定します。ユーザーアカウントまたは別の Robot を設定できます。 > 💡 どちらのモードを選ぶか迷ったら、まず **On Demand** を使いましょう。テストして満足できたら Autonomous に切り替えます。 --- ## ステップ 3 — Identity タブを設定 **Identity** タブでは Robot が何をするか、何を使えるかを定義します。  **役割説明** — Robot の仕事を普通の言葉で説明します。具体的に書いてください: - 何を担当するか - どんな入力を扱うか(メールの件名・URL・ファイル形式など) - どんな結果を出すか(レポート・要約・メールなど) 何を書けばいいか分からない?**Generate** をクリックすれば、入力した名前をもとに役割説明の下書きを自動生成します。 **AI Experts** — パイプライン内でこの Robot が呼び出せる AI Expert を選択します。市場データを分析する Robot には Market Scout を。メールレポートを送る Robot には Postman を割り当てましょう。 **Tools(ツール)** — Robot が呼び出せる追加ツールを選択します(ウェブ検索・ファイル読み込み・API コネクターなど)。 > 💡 **リソースを役割に合わせましょう。** 採用に例えると、財務分析を頼むのにデータへのアクセス権を与えないようなことはしません。明確な役割説明と適切な Expert・ツールの組み合わせが、Robot が安定して機能するかどうかを左右します。メール送信が必要なら Postman を、ウェブ検索が必要なら検索ツールを追加してください。 --- ## ステップ 4 — 保存して実行 **Save Changes** をクリックすると、Robot が Mission Control のリストに表示されます。 初めて実行するには: - リストで Robot を選択して Active ビューを開く - **Assign Task** をクリック — 右側にパネルが開きタスクの説明を入力できます - Robot Host が説明を読み、目標を確認。あなたが承認するとパイプラインが開始されます 進捗ビューで各ステージのリアルタイム状況を確認できます。→ [進捗と結果](/docs/ja-jp/mission-control/progress-and-results) --- ## ステップ 5 — インテグレーションの設定(任意) **Integrations** タブを開いて、Robot をメッセージングプラットフォームに接続したり API として公開したりできます。  **メッセージングプラットフォーム** — WeChat・Telegram・Discord・DingTalk・Lark に接続します。プラットフォームの認証情報を貼り付けると、ユーザーがそのアプリから直接 Robot とやり取りできます。 **API アクセス** — 各 Robot は自動的に OpenAI 互換の Chat Completions エンドポイントを持ちます。任意の OpenAI SDK・自動化ツール・社内システムからこれを呼び出して Robot をトリガーできます。 --- ## 詳細設定(任意) Robot が安定して動いたら、**Advanced** タブで細かく調整できます。  - **Additional Recipients** — デフォルトの「レポート先」以外の追加メール受信者を設定 - **Concurrency** — 大量処理 Robot の最大同時実行数とキューサイズを設定 - **Execution Pipeline** — パイプラインの各ステージ(Host Agent・Goals・Tasks・Delivery)のデフォルト Agent をカスタム Agent に置き換え - **Developer Options** — 納品時に Webhook URL へ結果を送信、または Yao Process を呼び出す → [ステージ Agent を置き換える](/docs/ja-jp/mission-control/execution-pipeline/replacing-stage-agents) --- ## トラブルシューティング **Robot は動くが結果が悪い** Identity タブの役割説明を見直してください。これが最も重要な要素です——より具体的に書き、割り当てた AI Expert とツールがタスクに本当に合っているか確認してください。 **Robot が結果をどこにも送らない** Basic タブの **Reports to** フィールドと、Identity タブに Postman または適切な納品 Expert が設定されているかを確認してください。 **Robot をトリガーしたが何も起きない** 作業モードが Autonomous の場合、設定したスケジュール通りにしか動きません。On Demand に切り替えるか、ダッシュボードから手動でトリガーしてください。 ## 次のステップ - [実行パイプライン](/docs/ja-jp/mission-control/execution-pipeline/pipeline-overview) — Robot 実行時のパイプライン内部で何が起きているか - [スケジュールとトリガー](/docs/ja-jp/mission-control/scheduling-and-triggers) — スケジュール設定やイベントトリガーの設定 - [進捗と結果](/docs/ja-jp/mission-control/progress-and-results) — 実行の監視と成果物の取得